Duke Jordan Flight To Denmark SCS1011 2nd

言わずもがな。知られている超名盤のDuke Jordan Flight To Denmark。

 

昨日の記事

で書いた盤を聞いたあと、「次は何聴こう?」と思って取り出したのが、もう買って1年以上。聞かずにいた、このDuke Jordan Flight To Denmarkでした。

久しぶりに聞いてみるとやっぱりいい。

何よりこの季節がいいように思えます。

2023年、11月なのにまだ寒くなく、半そでで過ごしている今日この頃ですが・・・

冬が近づいてくると、このduke jordanのピアノが醸し出す雰囲気がピッタリです。

まるで、しとしとと雪が降り積もるような落ち着いた優しいピアノが心に染み入ります。

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こちらの記事で、モアさんが、

録音は良いとは言えない
しかし、雰囲気は抜群
もしもこの録音が良かったなら
これほど寒々した枯れた雰囲気は
出せなかったと思う

と、おっしゃっているように、録音がいいとは言えません。

だけど、このしとしとと雪が降り積もるような繊細なピアノは胸に染み入ります。

細かい曲のレビューとかできるタチではないので省きますが。

今年の5月、20歳くらいから15年以上付き合っていた親友が、急な心不全で亡くなりました。

その友達はなぜか、毎年12月30日に一緒に立川で飲むのを好み、毎年欠かさず立川で12月30日に飲んでいました。

だから、彼と一緒にいる思いでの多くは「冬」なんですよね。

雪が降っていたかどうかは忘れましたけど・・・

そんな12月、冬をイメージさせるこの、duke jordan flight to denmarkは、優しくもあり悲しくもあり、切なくもさせてくれる。

不思議なアルバムです。

ちなみに当方が持っている盤は、

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こちらもモアさんが書かれている、「音が良い」(?)とされている2nd。状態のせいか、若干ノイズが入りますが、大きく演奏を邪魔するノイズは入らず気に入っています。

1年以上聞いていなかったけど、これからの冬の季節、もうちょっと聞いていこうと思います。

彼と一緒に・・・